映画 2017.11.07 (火)
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まだ本屋でバイトしていたころ、このタイトルの文庫本を
よく目にしていました。名前くらいは知っていて、気にはなっていたけど
結局読まないままでしたが。(コラコラコラ)

アニメにもなってるんですね。今度見ようっと。(え)
シネコンで見るというよりは、正直テレビの2時間ドラマサイズの内容だった気はしますが。(わわわわわ)

折木奉太郎が推理をするシーン、なんかガリレオをみている気分でした。
やっぱなんかポーズって必要なのよね。(;^_^A
実写化するにあたっての演出っていうんでしょうか。

私は原作を知らないのですが、千反田えるが必ず言う「私、気になります」が
とっても大事なセリフなんでしょうね。
このへんのことがきっと元ネタを知ってるひとにとっては評価の別れるところになるのかもとか
勝手に思ってました。


あのひとを怒らせたら大変だとかいうて
姉の言う通りに奉太郎は古典部にはいるわけですが
そこで出会ってしまった千反田えるに振り回されて、
やらなくていいことはやりたくない、省エネ人間だったはずなのに、
ただしい答えじゃなくても「えるを納得させなきゃいけない」って
推理力を発揮する・・・ま~そんなおはなしです。

話はぽーんと飛びますが、高校時代はバラ色でしたか?
何かにとんでもなく夢中になったり、あたってくだけたり、
なんでもいいです、今思い返してあ~一生懸命だったよなとか
形にならなくてもがんばったよなオレみたいな
こっぱずかしくてもキラキラしたものありましたか?
ちゃんとしたセリフでは覚えていないのですが、
あの頃はよかったとかいうのではなくて、
10年経って振り返ったときにその時何かをやった実感が確かにあるような
そんな高校生活でありたい・・・みたいな。
お姉さんの手紙だったか、奉太郎の心の声だったか
それが妙に残ったんです・・・・。

高校生活といえばバラ色、バラ色といえば高校生活。
なんてことを冒頭ぼそぼそと奉太郎は言うてました。
入学当初は部活であれ恋愛であれどこか冷めた目で見ていて
いや否定はしていないのだけど僕は違うなっていう顔をしていたのが
古典部にはいって、えると出会って、友達と推理ごっこ(語弊があるけどごめん)
するなかで、省エネじゃない高校生活もいいんじゃないって思い始める。
なにより、えるがこうなるともうだれも止められないって、
それにちゃんとつきあってあげるわけですね、いいじゃないですか、青春青春。(o^―^o)

部活だったり、恋愛だったり、はたまた余命ものだったり、
学園ドラマって大概そのあたりにいっちゃうんですが
そうじゃないところで話がすすんでくれて私としては見やすかったな。

あまりにも漠然とした、えるの依頼を奉太郎が引き受けるとこからして
ある意味ありえないですけどね、吉本新喜劇だったらできるかそんなも~んってバコーンって
殴って、マンガだったらキラーンって飛んでいきそうな話ですけど、美人だと聞くかね~(いやそこは論点じゃない)

失踪して10年もたってしまうと死亡扱いになってしまうんですか。
その叔父との最後の会話が思い出せなくてというあまりにむちゃな依頼はやがて
学園の黒歴史にふれることになる。とってもとっても悲しい話にね。

古典部の文集の表紙絵、それから「氷菓」の意味。
これがわかると第三者でも腹立つ。
いや、第三者だから言いたいことが言えるのだろうが
この日、この時、自分がここにいたら何か出来たろうかといわれると
わたしだってやっぱりウサギなんだろうな。

・・・・ってか、学校、それでいいのかよ。
・・・・ふつうならそっちのネタで学生運動が起こりそうなもんだが生徒も生徒なのね。

強くなれ、そうでなければ生きていても死んでいるのと同じだ
・・・・・・これけっこう重たかったですね。
ただ、記憶をたどる話だったんじゃなくって、
奉太郎の生き方がちょっとだけ変わるような。
バラ色もいいなって。

セリフはあれどもまったく声がない本郷奏多。
16,7の少年が叫ぶシーンにがちっとハマる顔だったのでしょうね。
関谷をとってもうまく表現していたと思います。
ある意味この人物が影の主役というか重要な役まわりなんで。
弱さゆえに学園を追われることになってしまった少年と
感情をほとんど出さない奉太郎が叫ぶシーン(ただし声なし)のシンクロは
妙に印象に残りました・・・。

PS:斉木楠雄のΨ難を先に見るはずだったのに、図らずも山崎賢人特集~って
後出し公開のこっちから鑑賞しちゃいました。
最近、彼の主演作品めっちゃ多いですね。ついでにいうと
どっちの映画も心の声ブツブツブツブツ系。(;^_^A




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映画 2017.11.06 (月)
亜人

また1か月以上あいてしまいました。
先月見てるんで、日にちがあきすぎてところどころ忘れておりますのであしからず。

え~完全に「目の保養」だったので、モトネタはまったく見ておりません。
実写化より前にたしか劇場版アニメもやってませんでしたっけ?

佐藤健と綾野剛はるろ剣以来です。この組み合わせでアクションがみれる!
もうそれだけでキャーもんで見に行ってきました。アハハハハ。

生きたまま手足ぶったぎるとかむちゃくちゃですよね。
死にそうになったら「殺して」「リセット」って。
死なないからって何してもいいんですかね。その謎を解き明かしたくてやってるんでしょうが
実際は保護と称して捕獲した亜人を実験台にして毒ガスの製造とかね、もうむちゃくちゃです。
そんなことに20年も毎日毎日耐えてきたのだとしたら
狂わないほうがおかしい、変なとこで佐藤にものすごく感情移入してしまいましたよ。

日本のアクション映画もここまでできるようになったんだな~っていう意味では
すごいよなって思いました。
ただ、亜人も人間も命というものに対しての感覚がもう麻痺していて
なんていうかものすごく気分が悪かったことは確かです。
体のパーツの一番大きい部分を1このこしておけば
たとえ切り刻まれても粉砕されても
そのパーツのもとへあつまってきて再生しちゃうってもう・・・。
それを利用して侵入するとかもう・・・。

・・・あの終わり方だとふたりとも生きてるんですかね?

ただ、普通に生きたいと願うものと
ま~これだけ自分の体をもてあそんでくれたのだから
どうしてやろうかっていうものとの意識の差はあまりにおおきくて
同じ亜人でも結果戦わざるをえなくなっちゃうんですが
・・・・・日本版のX-MENみたいなもんでしょうか?
ある意味不老不死。特殊能力は迫害がつきもの。
そんな体になってしまったのも何かきっかけがあるのでしょうが
うらやましさや探求心から人は人を人扱いしなくなる、
そのことのほうが恐ろしかったですね。

単純に見眼麗しい俳優ふたりがず~~~~~~っとアクションをしている
それで十分満足だったわけですが、
見終わって残ったものは持たざる者の醜さというか残酷さというか
そっちのいや~な気分のほうが
どうしてもこびりついてしまいました・・・・。
抵抗できない相手を実験動物にして、顔色一つ変えずに
それを眺めるひとたちもダメージを与え続けるひとたちも。
これは映画やコミックの中だけの話だけれども
たぶんマイノリティに対して人は平気でこういうことができる・・・
怖いから、あるいは知りたいから。いずれにせよ
人のそういう部分をみせつけられてそっちがなんとも言えない気分に
なってしまいました・・・・。


映画 2017.08.22 (火)
打ち上げ花火

打上花火 (通常盤)
DAOKO
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最近、米津玄師にハマっていて、「打上花火」がものすごく聞きたくなった、
REMEDIOの歌っていた「Forever Friends」が予告で流れたときに
もうこれは絶対行かなくちゃと思った。実はきっかけはそっちからだったわけで。
岩井俊二は好きだ。だもんだからアニメそのものは正直不安だった・・・・・。

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奥菜恵 REMEDIOS

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この作品に限らず、最近妙に俳優さんが声優さんをおしのけてアフレコをしてる、
んでもって公開前にあちこちの情報番組やバラエティにでて番宣をやってるんだけど
どうしても典道やなずなを見るというよりは、俳優さんの顔がちらついてしかたないのね。
うまい下手の前に人気俳優でやられると実写版でやってよっていいたくなる(爆)
それは観客動員を増やすためのオトナの事情だったりもするのだろうがまずひとこと。(わわわわわ)
・・・・声優さんは声優さんで今はアイドルみたくアリーナでライブとかやってるから
だんだんその線引きはわけわからなくなってきてるけどね。(;^_^A

元ネタのほうは奥菜恵が当時何歳だったかはこっちにおいといて
役柄の設定は全員「小学生」だったから
なずなが年ごまかして養ってあげるわよっていうたらホントにできそうな気がしたし
それくらい、ちょっとしたしぐさや一瞬の表情がとても小学生とは思えないくらい
どきっとしたわけで、設定年齢とのギャップがすごかったわけですよ。
もちろん典道とのギャップも。

・・・・アニメは設定を中学生にしたぶん、ラブストーリーのほうへ針をふりきったので
なずなに振り回される典道ではなくて、典道に主導権がうつってるんですね。
・・・・僕ならなずなをがっかりさせたりしない、裏切ったりしないっていう
小学生の典道の純粋な気持ちから思い描いたもしものセカイではなくて、
たった1日でいいからなずなといっしょにいたい、
どちらかというと”典道主導で””典道の描く理想に近づける”ために
同じ時間を何度も繰り返すんです・・・・
恋をしていると本人が気が付かないレベルの淡い気持ちでなずなをみていたドラマ版と、
繰り返してるうちにはっきりと自分の気持ちに気が付いてアクションをおこすアニメ版とは
年齢アップのぶんだけ作品の内容がすっかり変わっていました。

タイムリープのもとになるガラス玉はなずなのお父さんとどうつながってたんでしょうね。
海でひろったのはなずななんですが、「典道の持ち物みたいに」
彼が好きなように扱ってました。(わわわわわ)

最初は何も考えずにモノに当たり散らすように投げたはずが
今度は「意図的に」「わかっていて」「ここまで戻ってやり直そう」になってしまうと
このガラス玉の意味ってなんだったんだろうなと。
一度ならまだしもちょっと繰り返しすぎじゃなかったですか?
・・・・・それともこれは
典道がなずなにはっきりと好きだってことを伝えるまでの
道のりだったのでしょうか?
タラレバのセカイはあくまでも頭の中で思うだけなんですが
それをアニメではタイムリープのかたちで
「納得できるまで」「最後の一日を二人で過ごす」ための演出だったのかもしれませんね。

DAOKOがカバーしてくれた「ForeverFriends」よかったです。
そこんとこはおもいっきりなつかしさにひたってました。(o^―^o)

お母さんがカラオケでよく歌っていたのっていう前フリをして
広瀬すずがうたう「瑠璃色の地球」もよかったですね。
むしろうますぎないのがよい。(わわわわわ)

最後にたどりつくガラス玉の中みたいなセカイはものがゆがんでいて
二人以外だれもいない。ここまで典道くんの思い描くセカイが変わってしまうと
なんだか「世にも奇妙な物語」を見ている気分でした。

いっこだけツッコミをいれるとしたら
典道以外の男の子たちが花火を見ながら叫ぶシーンがあるのですが
原作を守って「観月ありさ~~~!」はないだろと。
元ネタ当時は「伝説の少女」だったわけでそこんとこは時代なのですが
今そこ守らなくてもそれこそ「広瀬すず~~~!」でもよかったんちゃうんと。
「セーラームーン!」もすでに去年で20周年。それだけ時が流れてるわけです。
むしろスルーしたセーラームーンのほうが観月ありさよりは今みて伝わる気がしたのですが
そこんとこな~んかズレてませんか?

レトロさ、古さ、原作のセカイを守りたかったのかどうかはわからないですが
年齢3つあげてラブストーリーにしちゃった段階で
原作を踏襲しなくてもオリジナルでどんどん変えていけばよかったのに
(実際変えてしまってるのに)同じシーンや同じセリフをもってきて、
そのあたり妙に中途半端な気がしました。
岩井俊二のほうを見ている世代が懐かしんでみるアニメ化なのなら
スカイツリーはないよね・・・。(;^_^A

てことで、音楽は広瀬すずふくめて満足だったのですが
やっぱし辛口になっちゃいました・・・・。m(__)m





映画 2017.08.08 (火)
ジョジョ
ええとしして、しかも台風直撃の日に見に行くか~って話なんですが
昨日見てきました。(;^_^A

自分で自分のことをオバチャンとは書きますが
もしオバチャンて言われたら、「あ~ん?今な~んて言った~?!」って
なると思います。(違)

人気コミックの実写化で大忙しの山崎賢人。いやどう考えたってすんごい髪型でしょ。(わわわわわ)
わたしは原作を知らないので、これもアンジェロと虹村兄弟がでてくる30巻目と31巻目だったか
そこだけ読んでからシネコン行きました。(;^_^A

たぶん、仗助がでてくるまでの話でジョジョといわれてるのは
伊勢谷さんが演じていた丈太郎なんでしょうね。
第1章ってことは続ける気満々のようですがさてどうだったんでしょ。
・・・・いや~さすがに丈太郎を伊勢谷さんのままで
彼がメインの話はやらないだろうな~・・・(わわわわわ)
神木くん演じる康一のスタンドは文字通りまだうまれたばかりでこれから進化していくので
このメンツから伊勢谷さんだけがぬけて続編じゃさみしいな~(わわわわわ)
ぶっちゃけこのひとがみたくて行ったものですから。(わわわわわ)

えっと、まずびっくりしたのが
背景がイタリア?スペイン?なんかトンデモな海外ロケ。
ま~たしかに日本でこの風景作るのも探すのも大変でしょうが
・・・むっちゃお金かかってますね。(爆)

日本でもだいぶCGのクオリティってあがってきたんだな~ってのは
アンジェロの水のスタンドのビジュアル。なかなかのもんだったのではないでしょうか?
今USJでもジョジョのアトラクションがなんかやってるみたいで
宣伝のCMでちょこちょこみるスタンドのビジュアルが
なんだか戦隊ものというかトランスフォーマーみたいというか
あ~こういうかたちをしてるんだねってのは理解できたんですが
なんていうかいきなり日曜日の男の子がなんたらレンジャー見てるような
何とも言えない気分になってしまったのでありました。
んでもってそれをあやつるのが一昔前のツッパリですから・・・(わわわわわ)

話の内容をほんとにちょこっとしか知らないので
小松奈々さんが演じていた山岸由花子がようわかりませんでした。
彼女もスタンド使いなんですか?康一にただただつきまとってただけみたいでしたが。
しかも高圧的に。(;^_^A
ただただウザか・・(わわわわわ)

壊れたものを元に戻す力ってのはスタンドにしては確かに「優しい」能力ですね。
しかも自分の体は治せない、なんとも理不尽ですが。

虹村形兆の使っていた弓と矢。あれにやられるとスタンド使いになるか死ぬからしい。
アンジェロと康一のほかにはもういないのかな。
んで、そんな物騒なものはとっとと壊さないとがラストずいぶんあっけなく壊れたわけですが
X-MENのエンディングみたいに
いやまだ続きはあるんだよ~っていうおまけの映像があとででてきます。
・・・さて、この映画続編は作られるのでしょうか。まずはそこ待っときましょか。


コミックで表現したものをアニメで動かすとこまではま~まだスムーズにいくのでしょうが
その両方で定着したイメージをもったまま実写版見に行ったひとらは
銀魂もそうだろうけど、それが「人気コミック」であるがゆえに
ハードルは高い。どんなふうに見えたんでしょうね。
演技のうまい下手とか、原作に似てる似てない以前の問題で
ツッパリハイスクールロックンロールについていけたら
また次回作見ようかなと思います。(わわわわわ)

仮面ライダーやなんたらレンジャーは今かっこいい男優の登竜門みたいなことになってて
あそこで人気がでたイケメンは大概ブレイクしますよね。
デビュー作がそれだった・・・はまだいいとして
ここまで個性的な一昔前のコスプレをせなあかんわけですね。(爆)
そもそもそのビジュアルについていけなくてまずきつかったです・・・・。(;^_^A

それでも、伊勢谷さんが見たいからシネコンへ行き、
予備知識がほしくてコミックも一応さらっと読む。
映画を1本つくると派生するあれやこれやにまんまとのっかるオバチャン。
こういうのがあるから映画だけやなくて、コミックもアニメも見る人が増えて
もろそこをねらって、主演をイマドキの人気俳優にやらせて
ファンがやってくる、もうね~わかってるんだけど首つっこんじゃいましたよ。
それなりに楽しめたんですけどね。(;^_^A


PS:國村隼と山崎賢人というと某スマホのCMを思い出してしまって
なんかわらってしまいました。「〇〇を超えてみろ」ってどっかで言うてくれへんかな~とかね。(爆)
映画 2017.08.05 (土)
キミスイ

あえてツッコミを入れるとしたら、
12年ものあいだ、「星の王子さま」を借りる人がいなかったんかーい。(爆)

原作は未読です。現在の僕と恭子を小栗旬と北川景子が演じていて、
ガムいる?っていい味だしてた男の子が大人になって上地くんになってました。
・・・3人とも学生時代の面影がない。(わわわわわ)
特に主人公の僕・・・どっちかいうとあのまま成長したら東出昌大になりそうだが。(わわわわわ)


人の命はある日突然終わることがある、それはなにも病気に限らず
事件だの事故だの・・・・え、そうきたか。
ただ、これはある意味オチが見えちゃいましたね。
先に新聞記事とか会話に出てきたら、メールの返事が返ってこない段階で
まさかってわたしでもわかっちゃいました・・・。

正直最初は冴えない少年だとおもってたんですが、
桜良に何か聞かれるたびに彼の話す言葉でもって、
「僕」の人となりが少しずつわかってきて、
桜良が「私は人を見る目がある」ってのはホントだなとこちらも感じてきて
・・・いや、あまりにも自分を出さなすぎる「僕」が
桜良によって
本来彼がもっている良さがどんどん表にでてきた・・・おかげで
俄然見る目が変わりました。

桜良のあの笑顔はほんとにいつまでも見ていたかったですね。


セカチュウと同じように、過去と現在を行き来しながら物語が進みますが
このふたり、秘密を共有するものという連帯感はあれど
恋人じゃないんですよね、好きだといえない・・・とかいうのでもない。
付き合ってる付き合ってないとかそういう言葉を超えたつながりを感じました。
病気に対して腫物にさわるように扱われたり、悲しいのをこらえて
無理に笑ったりするようなのって自分もしんどい、そういう態度とられるのもつらい、
俯瞰で見られる冷静さを持ってることって桜良には大事な存在だったのでしょうね。

明るくふるまうにしても、孤高でいるにしても、
本心を隠していることには差はなくて、実は似た者同士なのに
お互いがお互いに憧れている
自分にないものにひかれていくというよりは
自分が欠点だと思っていることや気にしていることを
そんなことないよって言ってくれる存在。
親友だとか恋人だとかそういう言葉では説明できないような
絆を感じました。

12年経って、母校に戻ってきて教師をやってる僕は
まだ自分がこの職業向いてるのかどうか測りかねてる。
高校に向かう「僕」の後ろ姿をちらちら気にしながらも恭子は声をかけられないでいる。
その恭子の結婚式に「僕」が招待されてる理由はたぶんガム君経由の話で
どうやらそこは「ガムいる?」を受け取ったあたりからずっと友達だったのでしょうね。
ところが恭子とは「まだ友達になっていない」

恭子と僕が友達になってくれることを桜良はのぞんでいたわけですが
病気を隠していたことやら手紙を図書館の本に隠してしまったことで
この桜良の願いに恭子が気付くまでこんなにも時間がかかってしまいます。
これはこれでいい話なのだけども
・・・・いや、ここまで知らなかった話をよく恭子が手紙1枚で理解してくれたなと。
ま~桜良の見舞いに来た恭子が「友達になってください」練習を実は聞いていたことが
一応伏線にはなってますけどね。(;^_^A



自分で選んで、出会うべくして出会う。
その結果も含めてすべては自分の選択・・・
・・・・教師になった「僕」は退職願を机に入れたまま過ごしていたんですが
桜良の思い出を生徒に語ることで
いろいろ吹っ切れたんじゃないですかね。
向いてるよって言われただけで教師になったとは思わないけど
やっと今の仕事ちゃんともいっかい取り組もうっておもったんじゃないですかね。(;^_^A

大切なだれかがいなくなる喪失感はそんな簡単に消えない。
でも悲しいことばかりではなくて、その人の思い出は
確実に残されたひとの未来にも光を与えてくれる。
残されたひとの心のなかで生き続ける。桜良はそんな女の子でしたね。

学生時代を演じていた俳優さんたちが彼らでよかった。
下手にアイドル映画にしてほしくなかったので(わわわわわ)このキャスティングは成功。
ただ、つけたした現在の話はたぶん賛否両論だろうなと。
正直小栗旬が見たくて「himawari」が聴きたくて(え)きっかけはそんなチョイスだったのだけど
小栗旬はどんだけオーラを消しても小栗旬だし、北川景子はきれいすぎて
めだっちゃいましたね。(;^_^A

個人的には「君の膵臓を食べたい」というインパクト大のせりふよりも
「僕」が2度つかった、「お門違い」という単語のほうが印象に残ってしまいました。
そこは作り手のもくろみと違っちゃったかな。(;^_^A