映画 2017.08.05 (土)
キミスイ

あえてツッコミを入れるとしたら、
12年ものあいだ、「星の王子さま」を借りる人がいなかったんかーい。(爆)

原作は未読です。現在の僕と恭子を小栗旬と北川景子が演じていて、
ガムいる?っていい味だしてた男の子が大人になって上地くんになってました。
・・・3人とも学生時代の面影がない。(わわわわわ)
特に主人公の僕・・・どっちかいうとあのまま成長したら東出昌大になりそうだが。(わわわわわ)


人の命はある日突然終わることがある、それはなにも病気に限らず
事件だの事故だの・・・・え、そうきたか。
ただ、これはある意味オチが見えちゃいましたね。
先に新聞記事とか会話に出てきたら、メールの返事が返ってこない段階で
まさかってわたしでもわかっちゃいました・・・。

正直最初は冴えない少年だとおもってたんですが、
桜良に何か聞かれるたびに彼の話す言葉でもって、
「僕」の人となりが少しずつわかってきて、
桜良が「私は人を見る目がある」ってのはホントだなとこちらも感じてきて
・・・いや、あまりにも自分を出さなすぎる「僕」が
桜良によって
本来彼がもっている良さがどんどん表にでてきた・・・おかげで
俄然見る目が変わりました。

桜良のあの笑顔はほんとにいつまでも見ていたかったですね。


セカチュウと同じように、過去と現在を行き来しながら物語が進みますが
このふたり、秘密を共有するものという連帯感はあれど
恋人じゃないんですよね、好きだといえない・・・とかいうのでもない。
付き合ってる付き合ってないとかそういう言葉を超えたつながりを感じました。
病気に対して腫物にさわるように扱われたり、悲しいのをこらえて
無理に笑ったりするようなのって自分もしんどい、そういう態度とられるのもつらい、
俯瞰で見られる冷静さを持ってることって桜良には大事な存在だったのでしょうね。

明るくふるまうにしても、孤高でいるにしても、
本心を隠していることには差はなくて、実は似た者同士なのに
お互いがお互いに憧れている
自分にないものにひかれていくというよりは
自分が欠点だと思っていることや気にしていることを
そんなことないよって言ってくれる存在。
親友だとか恋人だとかそういう言葉では説明できないような
絆を感じました。

12年経って、母校に戻ってきて教師をやってる僕は
まだ自分がこの職業向いてるのかどうか測りかねてる。
高校に向かう「僕」の後ろ姿をちらちら気にしながらも恭子は声をかけられないでいる。
その恭子の結婚式に「僕」が招待されてる理由はたぶんガム君経由の話で
どうやらそこは「ガムいる?」を受け取ったあたりからずっと友達だったのでしょうね。
ところが恭子とは「まだ友達になっていない」

恭子と僕が友達になってくれることを桜良はのぞんでいたわけですが
病気を隠していたことやら手紙を図書館の本に隠してしまったことで
この桜良の願いに恭子が気付くまでこんなにも時間がかかってしまいます。
これはこれでいい話なのだけども
・・・・いや、ここまで知らなかった話をよく恭子が手紙1枚で理解してくれたなと。
ま~桜良の見舞いに来た恭子が「友達になってください」練習を実は聞いていたことが
一応伏線にはなってますけどね。(;^_^A



自分で選んで、出会うべくして出会う。
その結果も含めてすべては自分の選択・・・
・・・・教師になった「僕」は退職願を机に入れたまま過ごしていたんですが
桜良の思い出を生徒に語ることで
いろいろ吹っ切れたんじゃないですかね。
向いてるよって言われただけで教師になったとは思わないけど
やっと今の仕事ちゃんともいっかい取り組もうっておもったんじゃないですかね。(;^_^A

大切なだれかがいなくなる喪失感はそんな簡単に消えない。
でも悲しいことばかりではなくて、その人の思い出は
確実に残されたひとの未来にも光を与えてくれる。
残されたひとの心のなかで生き続ける。桜良はそんな女の子でしたね。

学生時代を演じていた俳優さんたちが彼らでよかった。
下手にアイドル映画にしてほしくなかったので(わわわわわ)このキャスティングは成功。
ただ、つけたした現在の話はたぶん賛否両論だろうなと。
正直小栗旬が見たくて「himawari」が聴きたくて(え)きっかけはそんなチョイスだったのだけど
小栗旬はどんだけオーラを消しても小栗旬だし、北川景子はきれいすぎて
めだっちゃいましたね。(;^_^A

個人的には「君の膵臓を食べたい」というインパクト大のせりふよりも
「僕」が2度つかった、「お門違い」という単語のほうが印象に残ってしまいました。
そこは作り手のもくろみと違っちゃったかな。(;^_^A











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