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映画 2017.04.25 (火)
夜は短し歩けよ乙女

なるべく彼女の目に止まることで気を引こうと
一生懸命外堀は埋めようとするのだが一向に外堀だけで
空回りばかりするどうしようもなくさえない先輩と
どこまでも天然でかわいくてめちゃくちゃお酒につよい、
黒髪の乙女の物語。

森見登美彦の原作は文庫でだいぶ前に読んだ。
中村祐介のイラストとアジカンは私のなかで3つセットになっていて
それがそのまま劇場版アニメでもタッグを組んでるのがうれしかったな。

ま~たこまかいことをツッコミますけど、
冒頭乙女は半袖のワンピースを着ていて、
鴨川には京の七夕ででてくる竹のまあるいオブジェがあったので
季節は8月。そもそも結婚披露宴がおわり2次会へ流れるとこで
乙女はさらにお酒飲みたさに歩き始めるので
夜の7時だか8時だかから話がスタートするのに
詭弁クラブで踊り、李白と飲み比べをし、下鴨神社の古本市にいき
文化祭でヒロイン(?)を演じ、京都中に蔓延した風邪を治しちゃうという。(え)
その間ま~みっともなく激マジに彼女を追いかけまわしては
さんざんな目にあう先輩のエピソードがもりこまれるんですが、(;^_^A

いやそんなん、ぜったい1日の出来事って無理っしょ?(爆)


三階建ての電車、偽電気ブラン、古本の神様、プリンセスダルマ。
原作にでてくるおもしろいエッセンスはきっちりいれて
テンポよく話が進むのでむっちゃ面白かったです。

どんなにどんなにがんばってもいつもスポットライトの外で
足蹴にされたり気づかれることもなかったりする先輩の傍らで
ただ心のおもむくままに様々なひとと出会い、たらふくお酒をのみ、
人を疑うことを知らず、気が付けばいつも彼女を中心に世界がうごいてるみたいに
話の中心にいる黒髪の乙女。
どこまでいっても肩身がせまく、ナカメ作戦を実行し続けるも
あくまでもたまたまあっただけの存在でしか見てもらえない先輩が
とにかくかっこ悪いのだけど、とにかく一生懸命で
最後にはどーにかこーにか、・・・・ハッピーエンド?
やっとふたりでお話をしましょうかにこぎつけるまでに
ま~こんなに大変だったのかという。・・・でもそれを
たった1日の出来事として怒涛の展開で劇場版アニメはすすむんです。

ほめてんだかけなしてんだかわかんないような書き方になりましたが
原作で感じた先輩と乙女のキャラクターが思った通りのまんま動いてしゃべって
とっても面白かったです。
イラストは見慣れているけれど、その動かし方は独特で色も独特で
(あ、でもテレビでやってた「四畳半神話体系」には似てるのかな?)
その個性的な映像を十分堪能しました。

早口で独特の語り口調でしかも先輩のあのキャラだから
ひとつまちがえれば偏屈でとても好かれる可能性はないのだけど(みてるこっちもね(;^_^A)
ピエロにしてしまうことでこんだけ笑えるとはね。
・・・・星野源はいったいどんだけの才能をもっているのやら。
文筆、演劇、音楽、今度は声優ですか。ほんと器用なひとだ。ハマってましたね。

そんなわけないだろワールドが展開されますが
笑って楽しめるアニメでした。個人的にはオススメ。ほぼ原作通りのイメージだったのも〇。



 
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