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映画 2017.08.04 (金)
東京喰種

さすがにこの映画の前後にモノ食べれません。私だって意外とそこデリケートですから。
無意識にアイスコーヒー買って席についたときに
コーヒーを選んだ自分にわらってしまいました。(;^_^A

窪田正孝は最初ドラマ版の「デスノート」みたときは線が細いな~、頼りないな~って
思ってたんだけど、回を重ねるごとに狂気の演技がどんどんさまになってきて
この「東京喰種」も正気と狂気の演技が大変だったとおもうんだが
実にバッチリカネキを演じてたんじゃないですかね?

何も知らずに喰種の駆け込み寺みたいなカフェ「あんていく」で友達としゃべってるうちはよかったんだが、
まさか自分の片思いの相手が喰種だとは当然わからんし、
捕食目的で向こうから近づいてきたとも知らずに
うかれてデートに行ったら噛みつかれました、彼女目が真っ赤でした
なにやらわけのわからんもんがウネウネのびてきて自分を襲います、なんだって?!
・・・・ところが自分の目の前で彼女は落ちてきた鉄骨で即死。
瀕死の重傷を負った自分は彼女の臓器を移植されて喰種になってしまう。

人類から見れば明らかにモンスター。
人間はなんでも食べるがわれわれは1種類だけだ、実につつましいではないかって
たしか「寄生獣」のミギーも言うてませんでしたっけ?
でも、人間でありたいと願うカネキはどうしても人肉が食べられない、
狩りもできない、結局あんていくで世話になることで
喰種とはなんぞやを学んでいくことになりまする。

喰種にだって仲間がいて家族がいて守りたいものがあるから
CCGと戦うことになるわけで、最終的にはカネキも参戦します。
・・・・パワーを落とさないために、亜門を足止めするために、
カネキは噛みつく程度のことはしますが
ぼくに人を殺させないでってのは正直きれいごとでかなり無理はある。
それでも、
この世界で喰種だって生きていたいんだっていう
そこんとこは伝わったんじゃないですかね?
人間と喰種の間にたって、どっちの言い分も聞きながらなんとかなんないのかって
あんな気の弱い青年がえらいもん背負っちゃったなという作品でした。

原作を知らないので、テレビアニメの26話分だけ見ました。
それを見たうえで見に行って、けっこう世界観を守って再現してるなって
CGもがんばってるなって。
人間が喰種に対抗するために、今までに倒した喰種のカグネを武器にして戦うって
そのへんはやはり人間のほうが狡猾というかなんというか。

アンダーワールドだったか、人を襲って血ぃ吸わなくたって
血液バンクだか病院だかでパックを手に入れてませんでしたっけ?(;^_^A
あれの人肉版。
自殺した人を回収して、狩りができない喰種に供給するって・・・
わずかばかりの逃げ道はあるわけね。それだって場合によっちゃ足がつくはずだが。(;^_^A

トーカちゃんのカグネだけが炎の羽根だったんで、飴細工みたいな赤いオブジェは
ま~これが限界かな~とはおもったけどちょい残念。
んで、やっぱり食べ物をうけつけなくて吐くシーンがあるんで
どうしても見てて気分わるくなる場面はあります。
ただ、それにしても、
人間側よりもっと人間味のある部分を前にだしてくるので
気持ちは喰種側に肩入れしてみちゃいますね。実際は怖い存在なのに。
だからごくごくフツーに相容れないもん同士のアクション映画として個人的には楽しめました。

PS:死神博士みたいな、大泉洋のインパクトが大きすぎて
誰が主役かわからんくらい目立ってました。
で、こいつが普段の彼みたいに冗談とか全く言わないので(当たり前)
さぞかしこの反動でもって、舞台挨拶とか満員御礼巡回とか行っては
アホなことばっかしいうてるんだろうなという、余計な想像をして
結局にやにやしながらながめてしまいました。アハハハハ。





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